第2期生 鈴木雄太さん インタビュー

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現在、大手企業でソフトウェア開発のお仕事をされている鈴木雄太さんから、業務内容・就職活動・学生研究奨励賞受賞について興味深いお話を伺いました。


皆さん、こんにちは。
澁澤ゼミナール二期生の鈴木雄太と申します。
稚拙な文章が多いかと存じますが、皆さんの参考にしていただければ幸いです。
今回のコラムでは、以下の三点についてお話いたします。
 1.業務内容について
 2.就職活動を振り返って
 3.学生研究奨励賞の受賞について
まず、「1.業務内容」について、ご紹介いたします。
私はITスキルを用いて、お客様の問題を解決する会社に所属しています。具体的にはシステム開発や、SI(システムインテグレーション)を行っており、SI業界では中堅層の会社に位置づけられております。
私はSE(システムエンジニア)として会社に採用されましたが、配属後はSEではなく、スタッフの仕事に従事することになりました。(スタッフとは、人事/総務/経理といった仕事を担当する人です)
その中で、私がスタッフとして担当している業務は「教育」になります。社内のSEに対して、ITスキルやコミュニケーションスキルなどを向上させる「場≒機会」を設けるのが私の仕事になります。
よく誤解されることがあるので、ここで明記しておきます。私の担当業務は「教育」ですが、「講師」として演壇に立つわけではありません。実際に社員を教育するのではなく、「教育の場を提供する」ことが主な仕事です。(世に言うウェディングプランナーの仕事と似ていますね)
SEに対する教育は、様々なものを企画担当しております。海外研修(インド/中国/ベトナム/米国)や新人研修、リーダーシップなどに代表される資質研修など、本当に多様です。
教育という仕事は、社員の時間を一定期間拘束するわけですから、非常に責任の重い仕事だと感じています。裏返して申し上げれば、責任が重いからこそ、仕事のやりがいに繋がっていると思います。
上記のような内容を、生業としております。簡単ですが、私の仕事をご理解いただけたでしょうか?
続いて「2.就職活動を振り返って」について述べたいと思います。私は人事関係の仕事に従事しておりますから、今回は採用側の視点から、いくつかポイントをアドバイスいたします。
弊社では、学生の皆さんに以下のようなスキルを求めています。
 ・論理的なコミュニケーションができる
 ・元気に仕事ができる(できそう)
いかがでしょうか。
あまり特別なことは、学生に対して求めていないことがわかると思います。
まず一点目の論理的なコミュニケーションですが、これは日常生活で充分に訓練できることです。
論理とは、物事を構造的に捉えられるかを指しますので、日常会話の中で、「~である。何故ならば…」の会話展開を心がければ、自ずと論理思考は身に付いていくものです。
これを身につけておくと、SEを目指す方にはメリットがあります。プログラミングはソースコードを論理的に組み立てていくものですから、論理思考ができると、学習スピードが飛躍的に向上いたします。
また、「元気に仕事ができる」という点も、皆さんにとっては、それほど難しいことではないと思います。
企業の採用担当者は、皆さんに高度なスキルは求めておりません。技術的な能力は入社後に鍛えるため、採用段階では、ベースとなる人間性に着目しているのが正直なところです。(おそらく、どの業界も同じだとは思いますが…)
ですから、まずは「元気な挨拶」を澁澤先生にしてみたらいかがですか?これが「できる」のと「できない」とでは、大きな違いだと思います。数千名の採用申込の中で、一際輝く「挨拶」ができれば、その人は間違いなく採用されると思います。
最後に「3.学生研究奨励賞の受賞について」お話いたします。
澁澤先生のご指導もあり、当時の論文が受賞したわけですが、今でも授賞式はとても思い出に残っております。
当時を振り返って、受賞した背景を考えてみると、やはり「構造的な文章」を書くことができたからだと思います。
どんなに良い論文を書いたとしても、読み手である教授に伝わらなければ意味がありません。私の論文は簡単な表現を用いたので、内容の透明性が高く、理解を得やすい構成だったのではないかと思います。そこが受賞のポイントかも知れません…。
ここで一つ、皆さんに覚えていただきたいのは、会話にせよ、文章にせよ、「伝えたいこと」が重要ではなく、「伝わったこと」が全てであるということです。
今後、コミュニケーションを取る際は、相手に対してどうやって伝わるのかに注力すると良いと思います。
 
また、今後も皆さんと情報交換ができればと考えております。
昨年は澁澤ゼミナール内でセミナーも実施させていただきましたが、そういった企画などもご提案いただければ対応可能ですので、積極的にお問い合わせいただければと存じます。
以上になります。ご精読ありがとうございました。